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macOS

macOS 14.4 で yabai が動作しない

普段は macOS を使っているのですが、デスクトップの切り替えには TotalSpaces2 という、有償のソフトウェアを使っていました。 ですが、TotalSpaces2 は Intel 版の mac にしか対応していません。 Apple Sillicon 対応の TotalSpaces3 も開発が進められていましたが、こちらは安定版のリリースに至っておらず、サポートページから無保証でバイナリがダウンロード出来る状態のようです。

代替策として、同じく有償の Space Capsule というソフトウェアがあるそうです。 こちらは 1,499 円だそうです。 10 日間の試用版もあるそうですが、試していません。

TotalSpaces2 が利用出来なくなって以降は yabai を使っていました。 ただ、macOS のバージョンが上がると yabai が動作しなくなることがしばしばあります。 yabai が使えないとかなり使い勝手が悪くなってしまう為、最近は「新バージョンの OS がリリースされてもしばらく様子見してからバージョンアップする」ようにしているのですが、今回はあまり確認をせず macOS 14.4 へバージョンアップしたところ、やはり yabai が動作しなくなってしまいました… この問題は既に Issue として報告されています。

#2146 のコメント として下記のように報告されています。

Payload has been fixed on master.

Note that there are tons of breaking changes on master compared to the last released version, and there will likely be more breaking changes before a new release is made.

Consult the changelog before you consider building the master branch from source.

早期に修正版がリリースされることを期待します! (開発者の皆さんに感謝です!!)

macOS で絵文字パレットの表示を無効化する

macOS の標準では「絵文字パレットを表示する」ショートカットは Cmd+Ctrl+Space に割り当たっています。

file

このショートカットを押すことで以下のような絵文字パレットが表示されます。

file

ただ、私の場合はほぼ絵文字を利用しない為、「稀に、誤操作で絵文字パレットが表示されてしまう」ことが煩わしく感じる場合があります。 そこで今回は絵文字パレットを表示を無効化してしまいます。

Keychron K8 でバックライトを消灯する

以下を満たすキーボードを探していました。

  1. macOS 用のキートップがあること
  2. JIS 配列であること
  3. 有線接続出来ること
  4. テンキーレスであること
  5. バックライトは「無い」または「無効に出来る」こと
  6. お値段があまり高く無いこと (重要)

Windows であれば US 配列の方がシンプルで使いやすく感じるのですが、macOS の場合は「英数」「かな」が使いやすいので JIS 配列の方が好みです。 結果的に今は Keychron K8 ワイヤレス・メカニカルキーボード を利用しています。 Bluethooth 対応なのですが USB Type-A で有線接続することが出来ます。 テンキーレスで省スペースですし、打鍵感もよく、お値段も手頃です。 一点、バックライトだけは不満 (不要) なのですが、これは設定でオフにすることが出来ます。

LinearMouse をインストールして macOS でマウス設定を調整する

macOS でマウス設定を微調整するアプリケーションとしては CursorSense が有名だそうです。 CursorSense は 20 日の試用期間があるものの、それ以降は有料 (現時点では「980 円」の買い切り) のようです。 その為、無料の類似ソフトウェアを探したところ Linear Mouse という OSS のソフトウェアがあるそうですので試してみました。

macOS で圧縮した tar.gz を Linux 上で展開する際のエラーを抑制する

macOS 上の tar コマンドで作成したアーカイブを Linux 上で展開すると以下のようなエラーが出ました。

1
tar: Ignoring unknown extended header keyword 'LIBARCHIVE.xattr.com.apple.quarantine'

これは以下の違いに由来する警告だそうです。 但し、ファイルは展開されるのでこの警告に実害はありません。

  • macOS に同梱されている tar コマンドは BSD 版
  • Linux に同梱されている tar コマンドは GNU 版

macOS へ GNU tar をインストールし、これを利用するようにすればこの警告は抑制出来ます。 もしくは macOS 上で tar.gz ファイルを作成する際、以下のように --format ustar を指定すれば Linux 上での展開時に警告は表示されません。

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tar --format ustar -zcvf archive.tar.gz directory/